Nikon F2 F アイレベル

恐らくは、世界で1台のカメラ

  角アタマのNikon F2  
 

ニコンFが好きな私は、F2の丸まったデザインが気になってしようがない。性能、機能ともにF2には納得できるが、初代のFを知る者にとっては、あの角ばったデザインこそニコンの象徴と思えてならない。そこで百歩譲って、F2を使うことにしたが、Fの文字がなくなって丸まっってしまったF2のアイレベル・ファインダーだけは我慢がならなかった。道具というものは、手にしたとたんに創造の意欲が掻きたてられるようでなければならない。

 
  そこで、F2のアイレベル・ファインダーから銘板を外し、Nikon Fのファインダーを改造してこの銘板を取り付けた。きりりと引き締まったFの精悍なイメージがF2に乗り移った。F2になってからの角ゴシック文字の"Nikon"銘板を悪くない。むしろ丸ゴシックのFより新鮮だ。都合2個の高価なアイレベル・ファインダーを潰して完成した、Nikon F2F は、世界で1台の私専用のカメラである。  

 

下の写真が、Fのアイレベル・ファインダーを加工し、F2の銘板を取り付けたF2 Fアイレベル・ファインダー。F2のボディーには銘板がついていない。Fのファインダーには、逆にこれまた銘板がついていない。よってF2ファインダーを完成させるためには、2個のファインダーが必要だ。完成したファインダーには、F2にはない"F"の文字が鮮鋭に輝いている。このカメラは、市中でガンガン使っている。使ってこそ道具である。

 
 
 
     
 
3/9/2005
 
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